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Sixpence None The Richer シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー/ディヴァイン・ディスコンテント

シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーの実質的なラストアルバム。
『キス・ミー』に匹敵する曲は無いが、ミディアムテンポ中心の相変わらず手堅い仕上がり。

『タレコミ』『今夜も千両箱』エンディング・テーマ『プリーズ・ユア・ネーム』ヤングスーパーマンエンディング曲、『ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー 』を収録。

日本盤のみボーナストラック『ノーザン・ライツ』を収録。

ディヴァイン・ディスコンテントディヴァイン・ディスコンテント
シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー

曲名リスト
1. ブリ-ズ・ユア・ネーム
2. トゥナイト
3. ダウン・アンド・アウト・オブ・タイム
4. ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー
5. ウェイティング・オン・ザ・サン
6. スティル・バーニング
7. メロディ・オブ・ユー
8. パラライズド
9. アイヴ・ビーン・ウェイティング
10. アイズ・ワイド・オープン
11. ディジー
12. テンション・イズ・ア・パッシング・ノート
13. ア・ミリオン・パラシューツ
14. ノーザン・ライツ

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シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーは、デビューから一貫してハズレ曲もハズレアルバムもなかったので安心して聴ける良質のポップバンドだった。

最初から成熟した音楽性を持ったバンドだったから、特に音楽的に大きな変化は感じられないが、ストレートな曲はやや減ってより洗練された落ち着いた楽曲が多く収められている。

その中でもインパクトがあるのがやはり『ブリ-ズ・ユア・ネーム』。
切なくてポップで後を引くこの曲は、『キス・ミー』の次にくる代表曲。

クラウデッド・ハウスのカバー、『ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー』は、オリジナルにそんな手を加えたアレンジじゃないのにオリジナル以上に曲の魅力を全開にしている。

『パラライズド』だけが、ニルヴァーナミーツ、シックスペンスみたいなオルタナテイストの曲。
それでもギターの歪みもシャウトも最小限。

ストリングスアレンジが効いているワルツの『ディジー』や日本盤以外ではラスト曲になっているアコースティックな美しい響きの『ア・ミリオン・パラシューツ』など地味目ながら聴き所は多い。

ボーナストラックの『ノーザン・ライツ』も普通にアルバムの中に入っていても良い曲。

『キス・ミー』しか知らない人にもぜひ聴いて欲しい一枚。





Itunes試聴&ダウンロード

Divine Discontent - シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー






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Sixpence None the Richerベスト・オブ・シックス・ペンス・ノン・ザ・リッチャー


▼ディヴァイン・ディスコンテント収録曲の動画

デヴィッド・ボウイCDアルバムレビュー一覧David Bowie

デヴィッド・ボウイのアルバムはキャリアが長く多作の為にかなりの数になります。
オリジナルアルバムのディスコグラフィーとしてはこれで全てです。(2013年現在)

アルバムごとに内容がかなり異なる為にベストアルバムを聴いても全体像が掴みにくいです。


どれがおすすめと言うのは難しい所ですが、初心者なら『ジギー・スターダスト』、『ハンキー・ドリー』、辺りが聴きやすいと思います。

間違っても80年代後半のアルバムやベルリン時代から聴いてはいけません(笑)

ニュース

デビッド・ボウイが10年ぶりの新曲 アルバムも発売へ



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似ている曲【番外編】- AKB48/恋するフォーチュンクッキー&ロコ・モーション

AKB48の『恋するフォーチュンクッキー』は、2014年で2番目に売れたシングルらしい。
この曲がどうやらキャロル・キングが作曲した『ロコ・モーション』のパクリと言われているらしいのでちょっと聴いてみた。

でもあれ?なんか違うぞ!?って感じの残念な結果だった。



ロコモーション
リトル・エヴァ
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『恋するフォーチュンクッキー』は、テレビとかで断片的に聴いた事があったけど全然『ロコ・モーション』って印象はなかった。
そして1曲ちゃんと初めて聴いてもやっぱりどこが『ロコ・モーション』のパクリなのかが分からなかった。

2回目以降にイントロとサビのメロディがなんとなく、あー『ロコ・モーション』ぽいかなと気付いたけどあくまでも下地にした程度。

『恋するフォーチュンクッキー』は、一回聴いただけで60年代オールディーズ~70年代ディスコ辺りの要素をごちゃ混ぜに仕上げた曲だと分かる。

それをパクリって言われちゃあ、巷のヒット曲ほとんどパクリですぜ。

全体のメロディはちょっと『When I will see you again』ぽいかなって思った。
いや本当に雰囲気だけだけど。



このように無理やり似ている曲を探せばいくらでも見つかるのだ。

この曲をパクリって批判する人って単に AKB48が叩きたい対象なだけなんじゃないの?
それとも音楽のリスナーが年々劣化しているのだろうか?

これだったら同じAKB48の曲でアイスのくちづけとBCLOUDY HEART(クラウディ・ハート)の方が似てたかな。

こっちもたいして似てなかったけど。

▼恋するフォーチュンクッキーと;ロコ・モーションを聴き比べる

[ 2014/08/05 ] 似ている曲 | TB(0) | CM(0) |
【タグ】似ている曲

Tin MachineⅡ ティン・マシーン2

どう考えてもボウイの思いつきで長続きしそうにないと思えたティン・マシーンのまさかの2ndアルバム。

前作よりもポップで聴きやすくはなったが、その分ギラギラしたエネルギーはすっかり抜け落ちてしまった。

ロキシー・ミュージックのカバー曲、『イフ・ゼア・イズ・サムシング』収録。

IIII
ティン・マシーン

曲名リスト
1. ベイビー・ユニヴァーサル
2. ワン・ショット
3. ユー・ビロング・イン・ロックンロール
4. イフ・ゼア・イズ・サムシング
5. アムラプーラ
6. ベティ・ロング
7. ユー・キャント・トーク
8. ステイトサイド
9. ショッピング・フォー・ガールズ
10. ア・ビッグ・ハート
11. ソーリー
12. グッバイ・ミスター・エド

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まずアルバムジャケットについて。

全く同じ4つの彫像は、4人のメンバーが公平なことを意味する。

ボウイにしてみれば失敗しても自分の責任は4/1だというのはメリットだった。
他のメンバーにしてみれば自分はデヴィッド・ボウイと同等の才能があるのだと思えることがメリットだった。

ちなみにジャケットの画像の股間が写っているってくっだらねー理由ででアメリカでは写真が差し替えになった。(日本では何の問題なく発売)

音楽的にはちょっとデジタルやアコースティックな面もありファーストに比べてかなり聴きやすい。
どうやらファーストが、かなり硬派過ぎる出来だったためにレコード会社から今回はコマーシャルなアルバムにして欲しいとの要望があったらしい。


アルバムの内容を乱しているのは明らかにハント・セイルスがヴォーカルを取っている2曲。
どちらもハントの作曲で曲にもヴォーカルにも魅力がない。

こんな曲まで収録しなければいけないのが、4/1の発言権しかない限界なのだろうか。

当時のバンドインタビューの映像を見ると何だかハラハラする。
ボウイはやっぱりメンバーの1人としてコメントしているけどどう考えてもボウイと他のメンバーが平等なはずがない。

アルバムの曲そのものは、悪くはないがパンチに欠ける。
ボウイの調子が悪いときは、カバーがアルバムで一番良い曲になる傾向があるが、『ティン・マシーン』でもロキシー・ミュージックのカバーが一番出来が良かった。


この当時は、プロモーションにも積極的で日本で確か全部で4つのテレビ番組に出演したと記憶している。

特に印象に残っているのが、自己紹介でボウイが「どうもスティービー・ワンダーです」などとボケをかましまくる『タモリの音楽は世界だ』だった。

▼ティン・マシーン(ボウイ)が出演した『タモリの音楽は世界だ』の動画



タモリは収録後に「ボウイがあんなに明るい人だったとは意外」と話していた。

さらに鶴ちゃんのプッツン5では、『ベイビー・ユニヴァーサル』がCOMPLEXの『Be My Baby』のパクリ扱いを受けたり、林家ぺーに写真を撮られたりしていた。

ファンにとって唯一といって良いほど嬉しかったのが、あえて大きな会場をさけて小さな会場でツアーをした事だった。
日本でも新人バンドらしく地方の小さな会場まで精力的にライブを行なった。

ところが実際にライブには行ったけど内容はほとんど覚えていない。
それはやっぱりティン・マシーンではなくボウイのソロの曲が聴きたかったからだった。

ティン・マシーン2では、あくまでも平等にバンド運営を進めた結果、散漫な内容になってしまい、誰による誰のためのアルバムで一体何がやりたかったのかが不明瞭になってしまった。

ボウイ自身もファンが求めているのもティン・マシーンではなかった事に2枚目にしてやっと分かったのだった。


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▼ティン・マシーン2の動画視聴

Patti Smith パティ・スミス/イースター

パティ・スミスの腋毛ジャケットが有名な3枚目。
がなり立てたと思ったらやさしく歌い上げるツンデレ風構成が心地よい裏切り。

ブルース・スプリングスティーンと共作でトップ10台のヒットとなった『ビコーズ・ザ・ナイト』、傷だらけのアイドルのテーマソング『プリヴィレッジ』、テレビジョンのトム・ヴァーラインとの共作の 『ウィ・スリー』を収録したおそらくキャリア中、最もポップで商業的にも成功した代表作。

イースターイースター
パティ・スミス・グループ

曲名リスト
1. ティル・ヴィクトリー
2. スペース・モンキー
3. ビコーズ・ザ・ナイト
4. ゴースト・ダンス
5. ベイブローグ
6. ロックン・ロール・ニガー
7. プリヴィレッジ
8. ウィ・スリー
9. 25階
10. ハイ・オン・リベリオン
11. イースター
12. ゴッドスピード(ボーナス・トラック)

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NYパンクと言われているけど、それじゃどうもピンとこない。
要するにヴェルヴェッド・アンダーグラウンドの直系のロックンロールにストーンズとヒッピー風味を加えた感じ。

一番売れた曲の『ビコーズ・ザ・ナイト』は、良い曲だけどあまりにまっとう過ぎて個性的なこのアルバムの楽曲の中では逆にアクセントになっている。

『ロックン・ロール・ニガー』の暴走ぶりはイギー・ポップにも引けを取らない凶暴さがあり、『ウィ・スリー』には賛美歌のようなやさしさがある。

ギターとオルガンの引きつったようなフレーズの応酬が妙に心地よい『25階』があったかと思うと引きずるようなリズムと美しいメロディのタイトル曲の『イースター』では神々しさすら感じる。


スカスカのバックにあまりコーラスを足さないメインヴォーカルの音作りは、この時代でも充分にローファイだったと思うが、今聴くと実に新鮮に聴こえる。

静と動、精細さと凶暴さが同居した見事な名盤。

▼イースターの動画視聴

[ 2014/07/21 ] 70s 70年代ロック US | TB(0) | CM(0) |
【タグ】パティ・スミス