Discジャンキーズ-洋楽おすすめCDレビュー

おすすめの洋楽ロックの70~90年代を中心としたアルバムレビューと似ている曲を紹介するブログ

T-REX T・レックス/ブギーのアイドル

グラムロックの中心的存在として人気だった72年頃のピークの人気に比べて明らかに勢いがなくなったT・レックスの75年発表の6枚目のアルバム。

トニー・ヴィスコンティから離れて初めてマーク・ボランがセルフプロデュースを担当。

ブギーのアイドルブギーのアイドル
T.レックス

曲名リスト
1. ライト・オブ・ラブ
2. ソリッド・ベイビー
3. プレシャス・スター
4. トークン・オブ・マイ・ラブ
5. スペース・ボス
6. シンク・ズィンク
7. ティル・ドーン
8. ガール・イン・ザ・サンダー・ボルト・スーツ
9. アイ・リアリーラブ・ユー
10. ゴールデン・ベルト
11. ジップ・ガン・ブギー
12. サティスファクション・ポニー
13. 麗しのロンドン・ボーイ

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ブギーのアイドル』での狙いは人気があった頃のT・レックスへの原点回帰であってマーク・ボランがセルフプロデュースした事によって劇的なサウンドの変化は無かった。

あえて言うならトニー・ヴィスコンティの得意のストリングスアレンジが無くなってシンプルになりロック色が強くなった点くらいか。

ブギーのビートとあの独特のコーラスの組み合わせの基本は変わらなく曲のクオリティも全盛期と遜色ない所か洗練されてきたように思えるが、違うのは人気だった。

なんとこのアルバム『ブギーのアイドル』はチャートインすらしなかった。

『ブギーのアイドル』の時期は一般的に低迷期と呼ばれているが、それは人気の面の事であってこの時期のマーク・ボランの作曲能力は低迷しているとはとても思えない。

ドラムンベースを先取りしたような2つのリズムを掛け合わせた『ソリッド・ベイビー』、全盛期に発表したらヒットしそうなアップテンポな『シンク・ズィンク』『ジップ・ガン・ブギー』など面白い曲も多く収録されている。

全体的にソウルミュージックの影響を受けているが、どこかギクシャクしたブギーになるのが、いかにもマーク・ボランらしい仕上がり。

1曲ごとに聴くと良いのだけど、何と言っても『ゲット・イット・オン』や『20thセンチュリーボーイ』みたいなガツンと来るヒット曲がないのでアルバム単位で聴くとやっぱり弱い印象になってしまう。

そしてこのアルバムを最後にパートナーのミッキー・フィンも去ってしまう。
ただ『ブギーのアイドル』にはその悲しさを微塵も感じさせないのが救いか。

▼T・レックス/ジップ・ガン・ブギー動画

T.Rex - Zip Gun Boogie

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