Discジャンキーズ-洋楽おすすめCDレビュー

おすすめの洋楽ロックの70~90年代を中心としたアルバムレビューと似ている曲を紹介するブログ

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Velvet Undergroundヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ

アンディ・ウォーホルによるバナナのデザインのジャケットはロックのジャケットアート史上最も有名な作品かもしれない。
ルー・リード率いるヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコの衝撃のデビューアルバム。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ

曲名リスト
1. 日曜の朝
2. 僕は待ち人
3. 宿命の女
4. 毛皮のヴィーナス
5. ラン・ラン・ラン
6. オール・トゥモローズ・パーティーズ
7. ヘロイン
8. もう一度彼女が行くところ
9. ユア・ミラー
10. 黒い天使の死の歌
11. ヨーロピアン・サン

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アルバム1曲目はどんな過激なサウンドが聴けるんだろうと期待していたら大きな肩透かしをくらう普通にのんびりとしたいい曲日曜の朝で始まる。

次の僕は待ち人はおそらくヴェルヴェット・アンダーグラウンドの曲の中でもっとも知名度がある曲だと思うのでなんらかなの形で聴いたことがある人も多いだろう。
終盤の暴力的なピアノの連打が印象的。

5. ラン・ラン・ランでのギターのフィードバック奏法と引きつるようなノイズによるギターソロは90年代のロックムーブメント、グランジ、オルタナティブロックの原型ともいえる興味深い曲。
逆に言うとヴェルヴェット・アンダーグラウンドの音楽性が本格的に理解され評価されるまでそれだけ長い年月を要したともいえる。


バンド結成当初ルー・リードをはじめヴェルヴェット・アンダーグラウンドのメンバーはニコをメンバーに加えるのが不満だったようだがスポンサーのアンディ・ウォーホルのごり押しで渋々受け入れたらしい。

しかしどう考えても商業的に成功できるとはとても思えないし本人たちにも売れたい!と言う気持ちは全くないように感じる(実際はルー・リードは日本で人気がないと気にしてたりする人だから売れたかったのかも知れないがそれはそれでスゴイ)このヴェルヴェット・アンダーグラウンドのデビューアルバムで背徳の美女ニコの低く抑揚の少ない独特の声はアルバムのアクセントとなっておりこの時点では必要な存在に思える。

またクラシック畑出身のジョン・ケイルによるヴィオラ、ヴァイオリンの使い方も実に自由でユニーク。

最後の11. ヨーロピアン・サンでついにヴェルヴェット・アンダーグラウンドの凶暴性が爆発する。
アンサンブルを無視したカオスサウンドはノイズが調和しているようにも聴こえるから不思議。

このサウンドとドラッグ、サドマゾ、同姓愛、道端にあれば目を背けたくなるような内容を詞の内容にしたヴェヴェルヴェット・アンダーグラウンドのファーストアルバムはやはりアンディ・ウォーホルと言う超有名なスポンサーが必要不可欠だったように思う。

下手したらデビュー自体出来ないでバンドが消滅していた可能性もあったくらい好き勝手にやらかしたこんなアルバムが現在の日本のマーケットで簡単に手に入ること自体が奇跡みたいなもんかもしれない。

  • リリース 1967年

  • プロデュース ヴェルヴェット・アンダーグラウンド


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↓視聴ヴェルヴェット・アンダーグラウンド - I'm Waiting For The Man
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