BrianEnoブライアン・イーノ/ビフォア・アンド・アフター・サイエンス

カテゴリ:70年代UK

ブライアン・イーノのソロアルバム第4弾。
アナザー・グリーン・ワールドと同じ偶然性を重視したオブリーク・ストラテジーズ理論にもとずき製作された。
サウンドがまとまった分、前作のような自由奔放さはやや薄まった。

ビフォア・アンド・アフター・サイエンス(紙ジャケット仕様)ビフォア・アンド・アフター・サイエンス(紙ジャケット仕様)
ブライアン・イーノ

曲名リスト
1. ノー・ワン・レシーヴィング
2. バックウォーター
3. カーツ・リジョインダー
4. エナジー・フールズ・ザ・マジシャン
5. キングス・レッド・ハット
6. ヒア・ヒー・カムズ
7. ジュリー・ウィズ…
8. バイ・ディス・リヴァー
9. スルー・ハロウ・ランズ
10. スパイダー・アンド・アイ

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アナザー・グリーン・ワールドで非ロックに目覚めたブライアン・イーノがさらに同じ手法で製作されたのがこのビフォア・アンド・アフター・サイエンス

しかし人間は同じことを繰り返すと新鮮味がなくなり学習して要領がよくなるもの。
そんなわけでビフォア・アンド・アフター・サイエンスはややこなれた感がありアルバムとしての完成度は非常に高いもののアナザー・グリーン・ワールドのような歴史的な傑作には一歩及ばなかったように思える。

使っているリズムや歌い方などは同時期にブライアン・イーノがプロデュースしていたトーキング・ヘッズを連想させるし、CDだとわかりにくいけどLP時代のA面はロック的でノリがよい曲、B面はスローでムーディーな曲という構成は同じく同時期にプロデュースしていたデヴィッド・ボウイのロウを思い起こさせる。

前半のクライマックスはキングス・レッド・ハット。
同じコード進行の繰り返しにスリッパをたたいたようなリズムがやたら印象に残るアップテンポナンバーでロキシー・ミュージックの飛び道具だけを取り出したような楽しさがある。
(まー実際イーノはロキシー・ミュージックの飛び道具だったわけだけど)

後半は一転して落ち着いた構成だがボウイのロウよりもヴォーカルが多い分聴きやすいかもしれない。
最後のスパイダー・アンド・アイは後のブライアン・イーノのアンビエント音楽的な方向性を暗示しているように思える。

考えてみればこのビフォア・アンド・アフター・サイエンス以降、完全にアンビエント方面に行ってしまうわけでいやーやっぱり貴重なアルバムだわー。



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↓視聴ブライアン・イーノ/キングス・レッド・ハット
Brian Eno - King's lead hat
ビフォア・アンド・アフター・サイエンス(紙ジャケット仕様)
ブライアン・イーノ
B000228X32



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