Discジャンキーズ-洋楽おすすめCDレビュー

おすすめの洋楽ロックの70~90年代を中心としたアルバムレビューと似ている曲を紹介するブログ

スパークス・ライブ/Exoticキモノ・マイ・ハウス09.4.23渋谷O-EAST-2

ステージの幕がひらきスパークスのメンバーが登場する。
前半にあった額縁はなくオーソドックスなバンドポジションだ。

『ディス・タウン』のイントロが流れる。
アレンジはほぼそのままでキーも変わらない。
メンバーも客も異常にテンションが高い。
あっと言う間に終わる。

次は『アマチュア・アワー』
この曲はスパークスの楽曲の中でもキーが高いにもかかわらずまったくCDと変わらない歌い方をするラッセルにプロの意地とプライドを感じる。
でも間奏で転調してさらに1音上がるところはさすがに苦しそう。

前半は曲終りにもほとんどドリンクを取らなかったラッセルも曲の間奏中に飲んでいる。
やっぱりキモノ・マイ・ハウスというモンスターアルバムに詰まっているテンションを再現するにも最高にテンションを上げないといけないらしい。

キモノ・マイ・ハウス+2(紙ジャケット仕様)

3曲目、『自分に恋して』
ん?ここまではアルバムの収録どおりに演奏している。
もしかしてアルバム全曲やっちゃう!?

4曲目『ヒア・イン・ヘヴン』
やっぱりだ!まさかアルバム全曲やってくれるとは。
それにしても名曲の数々を聴いても感慨深くも感傷的にもならない。
それはノリがいい曲ばかりだからってのもあるけど、全然スパークスに過去のバンド感がないのだ。

単純にいい曲、いい演奏、楽しい瞬間。
それが続いた。

アルバム、キモノ・マイ・ハウスの再現どころかそれ以上のテンションとスピード感、アレンジの完成度を持って観客を完全に魅了していた。

特に後半の
7. タレント・イズ・アン・アセット
8. コンプレインツ
9. イン・マイ・ファミリー
のノリノリナンバーではベテランバンドの余裕を持ったそれではなく、いわゆる若手ビート系バンドの縦ノリに近い感じなのに演奏テクニックもすばらしいので非の打ち所がない。

最後の赤道 では客席とのコーラスの掛け合いではラッセルが楽しくていつまでも止めたくないように思えるほど延々と続く。

個人的にはこれで終わっても十分に満足だったがアンコールもあった。
キモノ・マイ・ハウスのあとのアルバム、『プロパガンダ』から2曲を含め3曲。
合計約2時間半のスパークスショー
なんてサービス精神旺盛なバンドなんだ!

スパークスはまさしく現役のロックンロールバンドだった。
しかも今何度目かの絶頂期にあるように思える。

よくスパークスは変態兄弟だと言われるが実際に見たスパークスは超人兄弟だった。

【おすすめ関連レビュー記事】

↓スパークス/B.Cを視聴。
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2 Comments

nasumayo  

Re: Re: スパークス/Exoticキモノ・マイ・ハウス09.4.23渋谷O-EAST-2

よござんした。
やっぱり年齢が年齢だけに次はないかも知れないと思って行ってきました!
本当に内容は年齢を感じさせないものである意味スパークスはストーンズよりもスゴイんじゃないかと思いました(笑

2009/04/28 (Tue) 22:16 | EDIT | REPLY |   

ルドルフ  

Re: スパークス/Exoticキモノ・マイ・ハウス09.4.23渋谷O-EAST-2

> こんな小さなハコでライブを観れる機会が来るとは夢にも思わなかった。

よござんしたね。へんに大きいところより、小さいところだと客層も熱心なファンに限られるだろうし。あのへんなステージアクションも身近で見られるだろうし(笑)

それにしても2時間半はすごいですね。それ以上に、ナマのディス・タウンやアマチュアアワーを聴けたなんて! ちょっと羨ましい。今度いつ来るかはわからないですものね。

2009/04/28 (Tue) 08:49 | EDIT | REPLY |   

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