Discジャンキーズ-洋楽おすすめCDレビュー

おすすめの洋楽ロックの70~90年代を中心としたアルバムレビューと似ている曲を紹介するブログ

ロキシー・ミュージック/アヴァロン(Roxy Music /Avalon)

ロキシー・ミュージックのラストアルバムであり、全英1位を獲得し有終の美を飾った一般的に最高傑作とさせるアルバム。
非の打ち所のないプロフェッショナルなサウンドは、素人が好き勝手やっていたデビュー時と比べて隔絶の感がある。

アルバムタイトルのアヴァロンとはケルト神話に登場する伝説の極楽島の事。

アヴァロンアヴァロン
ロキシー・ミュージック

曲名リスト
1. モア・ザン・ディス
2. ザ・スペース・ビトゥイーン
3. アヴァロン
4. インディア
5. ホワイル・マイ・ハート・イズ・スティル・ビーティング
6. ザ・メイン・シング
7. テイク・ア・チャンス・ウィズ・ミー
8. トゥ・ターン・ユー・オン
9. トゥルー・トゥ・ライフ
10. タラ

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このアルバムの感想と言えばまず出てくるのがが音質が良いという意見。
たしかにリアルタイムにLPで聴いた世代にはそうだったかもしれない。

ただデジタルサウンドが当たり前になった90年代以降に聴いた者の意見としてはその辺りが良く分からないのが正直なところ。

90年代以降だとこのアルバムより音が良いアルバムなんてのは、すでに山ほどあった訳でいくらデジタルリマスターしたところで音の良さってのはピンとこないのでアルバムとしての評価には考慮しない事にする。

大体、ロキシーのアルバムってデビュー当時からその時代ににしては音良かったしね。


確かに各曲の出来は良く、その点では最高傑作かも知れない。

だけど退屈さも全アルバムを通じてダントツだ。

完璧に近いサウンドには、初期のようなイレギュラーなノイズの入り込む隙は一切なくなった。
それが良いのか悪いのは意見が分かれる部分だろう。

フェリーのファルセットでオープニングを飾る『モア・ザン・ディス』は、キャッチーなポップソング。
2001年にはトヨタ『クルーガーV』のCMソングとして起用された。

アルバム中でも秀逸なのがタイトル曲の『アヴァロン』。
本当に神話の中の世界のような浮遊感のあるサウンドにフェリーのねちっこいヴォーカルが乗り、R&B風のコーラスが入る構成はフェリーのソロアルバムも含めてすでに完成形として出来上がっている。

再結成後のロキシーは、完成度と引き換えにメンバーの個性が死んでいくさまがありありと分かる。
そしてこれ以上無理!ってくらいのレベルまで引き上げたのだから解散するのは必然だった。

ラストの『タラ』のアンディ・マッケイのサックスソロだけが唯一フェリー以外のメンバーの見せ所。

これはロキシーのアルバムであってロキシーではない。
最終的にブライアン・フェリーのソロアルバムと言える内容でロキシーミュージックの歴史は幕を閉じたのだった。



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アヴァロン
ロキシー・ミュージック
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Avalon


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